空気がヒンヤリと冷たく感じられるこの季節❄️
冷たい風で体は冷えますが、クリスマスの飾り付けを見ると自然と身体が暖かくなるような気がします🎄
2024年も残りわずか！
皆様にとって2024年はどんな1年だったでしょうか？👀
がむしゃらに前に突き進んでいくことも大事な時はありますが、一度立ち止まり「振り返り」を行うことも必要です🙌
12月は「振り返り」を行う絶好の機会です🙆♀️
行く年を振り返り、来る年の目標を立てることで、有意義な１年を迎えたいですね☺️
また、元気に1年を迎えるためには、冬場の風邪に要注意です⚠️
空気が乾燥するこの時期は、風邪をひいてしまう方も多くいらっしゃいます💦
風邪をひかないためには免疫力を高めて予防を心がけることが大切です🙆♀️
そこで今回は免疫力がアップする4つのポイントをご紹介致します💁♀️
〜風邪は免疫力で退治しよう〜
風邪などのウイルスが体内に侵入すると、免疫の機能を担う細胞群が、病原体を食べる、病原体を弱らせて動けなくする、病原体に感染した自分の細胞を殺すといった働きをして退治します。
免疫力が高いと風邪などに対する抵抗力が高いと言え、感染しても症状が出なかったり、治りやすかったりします。
〜免疫力をアップしよう！〜
免疫細胞は骨髄の造血幹細胞で作られていますが、加齢とともに作る力が低下し、免疫機能も落ちていきます。
免疫力を維持し、高めるためには、規則正しい生活や適切な食事、運動が重要です。
1｜適切な活動と休養をとる
日中は活動、夜は休養し、メリハリのある生活サイクルで過ごしましょう。
2｜適度に筋肉をつけて平熱を36.5℃にする
免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃と言われています。
平熱が36.5℃以下の低体温の人は筋肉量の低下によって基礎代謝が落ちている可能性があります。
3｜タンパク質やビタミンを含んだ食事を摂る
免疫細胞の主要な成分はたんぱく質です。
免疫細胞は寿命が短く、たんぱく質が不足している時は免疫力が下がりやすくなります。また、活性酵素は免疫機能の低下をもたらすので、緑黄野菜や魚介類など抗酸化作用（ビタミンA・C ・E）を持つ食品をしっかり摂りましょう。
4｜腸内環境を整える
免疫細胞の5割が小腸に、2割が大腸に生息しているとされます。
そのため、免疫細胞と腸内環境は相互に影響しており、腸内環境を整えることによって免疫細胞をバックアップできるとされています。
⇩詳しくはこちら
食事に漢方を取り入れよう
寒さとともに甘みが増していく長葱は、薬味や鍋物にと冬に大活躍する野菜です😆
強い殺菌作用があり風邪予防にも効果が期待できるねぎの栄養についてご紹介します。
ネギの白い部分は淡色野菜、青い部分は緑黄色野菜に分類されており、それぞれ含まれる主な栄養成分が違います！
｜ネギ全体に含まれる「アリシン」
アリシンは胃酸の分泌を促進し、食欲の増進の効果が期待できます🙆♀️
※アリシンは熱に弱いため、アリシンを効率よく摂取するなら生で食べるのがおすすめです◎
｜白い部分の栄養「ビタミンC」
ビタミンCは体の酸化を防いでくれるので、老化や生活習慣病、血管疾患の予防に役立ちます☝️
また、日焼けやしみの原因であるメラニン色素の生成を防いでくれることも嬉しいポイント🌟
｜青い部分の栄養①「βｰカロテン」
β-カロテンは強い抗酸化作用を持つので、老化や動脈硬化の進行を抑える効果が期待できます✨
｜青い部分の栄養②「カリウム」
カリウムは、体内の塩分や水分のバランスを保ち、体内にある過剰な塩分を排出してくれるので、むくみの改善や血圧を下げる働きがあります🙌
他にも葉酸やカルシウムなどが豊富に含まれており、風邪の予防にも効果が期待ができるので、風邪をひきやすいこの時期にもおすすめの食材です🙆♀️
ですが！！食べすぎには要注意⚠️⚠️⚠️
ネギに含まれるアリシンの刺激により、食べ過ぎると胃壁を刺激して腹痛を起こしたり、貧血の原因になる可能性も💦
自分の適量を見つけ、日常的に食べることで、より健康的な体づくりをしたいですね💪
今月のイチオシのツボ
◎糸竹空（しちくくう）
⇨顔にあるツボで、眉毛の外側のくぼみに位置します。
◎斜め上に押し上げるように押します。痛気持ち良い強さで5秒押して5秒離すのを4〜5回繰り返します。
体内の熱を冷まし、視力を回復したり、精神を穏やかに鎮めます🌿
頭痛、めまい、目の充血•腫れ•痛み、眼瞼けいれん、歯痛、三叉神経痛などに効果を発揮します🙆♀️
※不調が続く時は早めの受診をおすすめします。
※妊娠中の方は医師にご相談ください。
今月の雑学
暦の七十二候で大雪の次候。
クマをはじめ、動物たちが冬ごもりをする頃🐻
2024年は12月11日〜15日となります◎
秋になってドングリや山ブドウが実ると、それまで草を食べていたクマは、これらの栄養価が高い木の実をたっぷり食べるようになります🌰
そして、皮下脂肪をたくわえ、穴にこもって飲まず食わずのまま、春を待ちます🌸
「冬眠」ではなく、ウトウトと眠っている程度の浅い眠りで「冬ごもり」というそうです。
また、クマの出産は、この「冬ごもり」の間に行われます。
春が来るまで、蓄えたエネルギーだけで穴の中で出産し、授乳や子育てする母グマは本当に偉大ですね！
いつだって自然と共に、自然に逆らわずに生きている野生の生き物たち…
「熊蟄穴」は熊だけでなく、リスやヤマネなど、多くの動物が眠りにつくことも想像できる、生きるものへの愛しみにあふれた一候ですね☺️
私たち人間も、毎朝、ふかふかの布団が愛しくてこのまま1日こもってしまいたい・・・
そんなことを、ついつい考えてしまう季節です❄️
慌ただしい年の暮れを迎えますが、来年も元気な皆様にお会いできることを楽しみにしています。
事務局 中垣 真紀
