こんにちは🌞
きびしい日差しも和らぎ、おだやかな秋の日差しを感じる今日この頃。
季節は巡って「実りの秋」を迎えます🌾
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋・・・楽しみの多い季節ですね🙌
「食欲の秋」と言われるほど、秋は美味しい食材も豊富で、ついついお腹いっぱい食べてしまいがち💦という方もいらっしゃるのでは?
そんな時によく噛まずに早食いすると胃腸に負担をかけたり、肥満の原因になったりします🐷
そこで、今回は「よく噛む」ことで得られる健康効果をご紹介致します💁♀️
〜 よく噛んで食べる8つの効果 〜
「噛む」ことで唾液腺を刺激して唾液を出すことは、唾液に含まれるアミラーゼや再石灰化作用で虫歯を予防するのをはじめ、多くの健康効果をもたらします✨
厚労省や歯科医師会、学校食事会では、噛む効果を「ひみこの歯がいーぜ」という標識にし、「ひ」肥満防止、「み」味覚が発達、「こ」言葉の発音はっきり、「の」脳の発達、「は」歯の病気予防、「が」がん予防、「い」胃腸の働きを促進、「ぜ」全身の体力向上と全力投球という8つの効果を謳って普及しています!
〜 噛むことと自律神経の関係 〜
他にも噛むことは、自律神経に作用することがわかっています!
安静時には交感神経刺激作用、興奮時には交感神経の興奮を抑制する方向に働きます。
また、噛むことによって心の安定に欠かせない脳内物質セロトニンが増加します⤴︎⤴︎⤴︎
また、唾液で自律神経の状態を知ることもできます🙆♀️
◎副交感神経優位でリラックスしている⇨サラサラした唾液
◎交換神経が優位でストレスを感じている・興奮している⇨ネバネバした唾液
☝️唾液の状態がバランス良く、口の中が潤っていれば自律神経が整っています!
よく噛むことは多くの健康効果が期待できます◎
まずは、1口30回を目指し、よく噛んで食べましょう🙆♀️
⇩詳しくはこちら
食事に漢方を取り入れよう
秋が旬!古くから日本の食卓にはかかせない「さば」。
さばは「青魚の王様」と呼ばれるほど栄養価が高く、青魚の中でも栄養価の高さはダントツです🌟
特に脳を活性化し記憶力・学習能力を高めるDHA、血流を改善し血中の中性脂肪やコレステロールを低下させる効果のあるEPAが、青魚の中でも群を抜いて多く含まれています!
また、健康な皮膚や爪をつくるビタミンB2やカルシウム、そしてカルシウムの吸収を高め骨粗しょう症や老化防止効果のビタミンDも含まれています🙆♀️
生活習慣病の予防、血液サラサラ、記憶力アップにも効果的な「さば」。
今晩のおかずにいかがでしょうか?🐟
今月のイチオシツボ
◎陽交(ようこう)
⇨足にあるツボで、すねの外側、腓骨の後ろで、外くるぶしから7寸のところに位置します。
◎左右の親指をツボに当て、痛くない強さで5秒押すのを5回繰り返します。
肝氣のうっ滞を改善し、氣の巡りを改善🙆♀️
心を穏やかにし、精神を安定させます✨
精神不安、手足のひきつけ、顔のむくみ、胸や脇の腫れ腓骨神経症、足の痛みなどに効果があります◎
※不調が続く時は早めの受診をおすすめします。
※妊娠中の方は医師にご相談ください。
今月の雑学
七十二候が寒露の次候に変わり、菊の花が咲き始める頃となりました。
この時期にひと月遅れで迎える旧暦9月9日の「重陽の節句」は、ちょうど菊の花の盛りの頃。
別名「菊の節句」とも言われ、この日には菊の花を浮かべた菊花酒を飲み、長寿と無病息災を願う風習がありました🍶
また、重陽の日に、摘んだ菊の花を乾かして袋に詰めた「菊枕」で眠ると、菊の香り漂う寝心地に、夢に愛しい人が現れるという言い伝えがあり、女性から男性に贈られたそう💭
なんともロマンチックで、親しみを感じられるならわしですね☺️
菊は、奈良時代に薬草として中国から伝わり、それ以来、長い時間をかけてたくさんの人に愛され、日本を代表する花となりました。
菊の花言葉は「高貴」「高尚」。その花言葉からも、とても大切にされていることが感じられますね✨
秋が深まる中、寒さが忍び寄ってきますが、「菊晴れ」の爽やかな青空の下、澄んだ空気を胸深く吸い込んで、晩秋の限られた貴重な日々を、有意義に送っていきたいものですね😊
事務局 中垣 真紀